軽井沢にある全寮制インターナショナルスクール、UWC ISAK Japanの留学生がキャンプリーダーとして参加します。
日本山岳ガイド協会のプロ山岳ガイドが講師となり、アウトドアアクティビティを指導します。
世界中から集まったISAKのキャンプリーダー達は優秀な成績を収める将来その国を担うべき人材ばかりです。世界のトップ層に触れることで刺激を受けると共に、自分の目指すべき方向性が決まるきっかけになるでしょう。
キャンプ中はインター校の寮生活そのものです。自由時間や食事、身の回りの事など自分の裁量が大きい分、責任も伴います。ISAKの高校生達がどのようにセルフコントロールして生活しているのかを間近で見て学ぶ事が、お子様の自立に繋がります。
文化や言語が異なる相手と過ごす8日間は、相手を尊重すると共に自分の意思を言語化して伝える能力が必要です。自分はどう思うのか、どうしたいのかを言語化することで自分自身をより理解できるようになり、主体的に行動できるようになります。
全てのプログラムにおいて、リーダーシップを発揮することを求められます。チームを率いるとは、チームに貢献するとは何かを学びます。UWC ISAKの生徒による実践リーダーシッププログラムではより体系的にリーダーシップを学べます。
物事のゴールや目的を理解し、それに対して最適なアプローチを自ら考える力を養います。平常時と緊急時に分け、様々な制約を設けられたプログラムの中で最適解を求める能力を身につけます。
世界各国から集まるキャンプリーダーとの交流が、幅広く物事を捉える視点を育みます。人種、共通認識、言語の壁を超え相手を理解することを学びます。
ISAKで行われているリーダーシッププログラムを様々なアクティビティで体験します。
様々な条件の人々がいる世の中で、相手と自分との関わり、共感と同感の違いなどを学びながら、相手の立場に立つ事を実体験から学びます。
限られた時間内に最善の結果を出す場面において、チームのゴールを明確にし、チームメイトと共通の価値観を作る大切さを学びます。
利害が一致しない相手と対話し共通点を見つけ、お互いの落とし所を定め、破滅的な対立を避ける事を学びます。
日本山岳ガイド協会プロガイドによるアウトドアプログラムです。雪山でも安全に生き残るサバイバル術を身につけます。また、極限環境での意思決定やチームの意思統率力を高めるプログラムが充実しています。厳しい環境で人間の本性が出たときに自分の感情をどうコントロールするのか、どのようにリーダーシップを発揮できるのかが試される環境を用意しています。
<安全対策について>
雪山での講習では山岳ガイドにより安全が確保されております。フィールドは整備された県立自然公園区画内で行います。
コンパスワークを駆使して参加者がリーダーとなり雪山を目的地に向かって歩きます。自分の決めたルートをコンパスと地図を頼りに進むうちに、不安や葛藤、仲間との軋轢を克服することになります。
山岳ガイドが同行しますので安全が確保されており、安心して大自然の雪山をスノーシューで冒険することができます。
命が掛かる究極の場面では誰がリーダーシップを発揮するのか、フォロワーがリーダーを信じられるのか、自分の考えをチームに伝えるべきか、いろいろな人間性が現れます。このトレーニングによって短期間での目標達成に向け、何を優先し何を犠牲にするのか、決断力を身に付けることができます。
全てのフィールドワークで強く意識させられるのがチームワークです。良きリーダーと良きフォロワーの価値を知る為に、様々な仕掛けがあります。
雪山の中で思い通りにならないことをチームメイトと克服することで、都市生活では体験することができない生死がかかる場面で、理性を持ってどの様な行動をとるべきかを学ぶことができます。
雪山に来たからには雪の遊びを楽しんで頂きます。豪雪地帯の月山ならではの雪遊びをたくさんご用意しています。キャンプ会場では専用のスノーランドを併設しており、様々な雪遊びを体験できます。
スノーパーク では雪上バナナボートをスノーモービルで牽引し、新雪の中を右や左にカーブしていきます。
振り落とされない様にバランス力とチームワークが試される盛り上がること間違いなしのアクティビティーです。
キャタピラを装着した雪上車で雪山へ探検しにいきます。天然のブナ林の中を進むとキツネや白ウサギ、タヌキ、カモシカなど様々な足跡が発見できます。運が良ければ動物に出会えるかも。ブナの森の大切な役割や動物の生態系なども山岳ガイドの案内で勉強できます。
最大斜度35度の急斜面をスノーチューブで滑走するハラハラドキドキのアクティビティーです。ソリやボディーボード、雪板などでもチャレンジできます。転んでも新雪フカフカなので痛くありません。
世界中から集まるインターナショナルスクールの高校生達の共通言語はもちろん英語です。
どんなレベルのお子様でも参加できるように常時大人のスタッフが通訳として参加しています。
食事をするレストランやみんなで集まるホールでは、緊急時を除き「必ず英語で話す」というルールがあります。キャンプリーダーと英語で会話をする機会を無駄にしないための取り組みです。
1日3回食事の際にテーブルに着いたら、必ずキャンプリーダー達に英語で3つ質問をするルールを設けています。質問から広がる会話が英語でのコミュニケーションをより円滑にします。
せっかく一緒のテーブルで食事をしてもスマホの画面に目を落とせば会話ができなくなります。共有スペースでは辞書以外の目的でスマホやタブレットを使用しないルールを設けています。
どの程度の語学レベルから参加できますか?との質問をよく頂きますが、基本的にどなたでも参加可能です。英検○級以上などの規定はありません。
本キャンプの目的は「これからの学習へのきっかけ作り」です。必要に迫られれば子供はみんな勉強を始めます。過去にはキャンプ中一切喋れずに悔しい思いをしていた生徒が、数年後ISAKへ入学したこともあります。きっとキャンプ後に必死に努力したのでしょう。その気付きを本キャンプを通じて得ていただければと思います。
<料金に含まれるもの>
4泊分の宿泊費、山形駅もしくは山形空港からの往復送迎バス、5日間の各種キャンププログラム、毎日の食事、旅行傷害保険、消費税
<料金に含まれないもの>
山形駅、もしくは山形空港までの交通費、1日目と最終日の昼食、レンタルスキーウェア、レンタルスノーブーツ(雪の上を歩く暖かい長靴)
1日目 | 11:45 13:00 14:00 15:00 17:00 21:00 | 山形駅集合 送迎バスでキャンプ地へ キャンプ地到着 開会式 アイスブレイクゲーム ウェルカムパーティー 就寝 |
2日目 | 8:00 9:00 12:30 14:00 16:00 18:00 22:00 8:00 9:00 12:30 14:00 16:00 18:00 21:00 | 中学生 朝食 英語で学ぶプレゼンテーション 昼食 雪崩レスキュー訓練 / 緊急時のリーダーシップ 自由時間 夕食 & 1分間スピーチ 就寝 小学生 朝食 英語で伝言ゲーム 昼食 英語で雪だるま作りコンテスト 自由時間 夕食 & 1分間スピーチ 就寝 |
3日目 | 8:00 9:00 12:00 14:00 16:00 18:00 22:00 8:00 9:00 12:30 14:00 16:00 18:00 21:00 | 中学生 朝食 地図読みとコンパスワーク講習 昼食 チーム対抗スノーシュートレッキング 自由時間 夕食 & スノーシュートレッキング結果発表 就寝 小学生 朝食 英語で本紹介 昼食 英語でかまくら作り 自由時間 夕食&英語で本紹介 就寝 |
4日目 | 8:00 9:00 12:00 14:00 17:30 22:00 8:00 9:00 12:00 14:00 17:30 21:00 | 中学生 朝食 英語で雪板レッスン 昼食 スノーランドで雪遊び フェアウェルパーティー 就寝 小学生 朝食 英語でスノーチューブ遊び 昼食 スノーランドで雪遊び フェアウェルパーティー 就寝 |
最終日 | 8:00 9:00 10:00 12:30 | 朝食 帰りの支度 閉会式 山形駅解散 ※飛行機をご利用の方はご相談ください。 |
キャンプリーダーとして参加するUWC ISAK Japanの留学生は、来日後2週間の隔離期間とCPR検査を経て、軽井沢に2ヶ月以上居住しています。