皆さんは最近いつ笑顔になりましたか?

これは人それぞれだと思いますが、私は仕事柄よく笑うようにしています。

 

ニコニコするだけで周りを楽しくさせる

私の本業はお客さんを安全に楽しく山にお連れする登山ガイドです。

「安全に」の部分は専門のロープワークやレスキューメソッド、危険予測などの専門知識を日々研鑽して磨いていくのですが、「楽しく」の部分に関しては実はあんまり教科書に載っていないのです。なのでガイド個々人の性格によるものなのかもしれませんが、とにかくお客さんを楽しませる仕事でもあるので登山中の空気作りには大変注意を払っています。

まだまだ短いガイド業人生ですが最近わかってきたことがあって、笑顔がいいガイドはそれだけで周りも楽しくさせる、ということです。

特に面白いことを言っているわけでも突飛な行動を取るわけでもないのに、笑顔でいるだけで楽しい雰囲気がそのガイドの周りに出来上がります。

 

笑顔でいると得をする世界

 

翻ってお客さんも、笑顔の人にはもっとサービスしようと思い相乗効果でどんどんいい雰囲気のパーティーになって行きます。しかしずっとブスッとしているお客さんにはこちらも最初は楽しい雰囲気を作ろうと頑張るのですが、表情が変わらないとだんだんと打つ手がなくなって、ちょっと気を使うようになり変な空気が流れることがあります。

山行中一切笑わなかったゲストから下山後に楽しかったですと言われても、本当に俺のガイドは大丈夫だったのかなぁと不安になります。

テレビを点けても、バラエティー番組では大体の出演者が常に笑顔です。あんなに人がいるんだから1人くらい体調が悪かったり気分がすぐれない人がいるはずなのに、物の見事に全員笑顔です。

いつも笑顔でいるというのは日々の辛い日常生活では結構なハードルなのかもしれませんが、笑顔でいることで辛い日常に少しだけでも楽しい空気が流れるのかもしれません。

 

笑顔の練習

 

中学生の時にアメリカのコロラドに1週間だけホームステイに行かせてもらったのですが、同級生の男の子が毎朝鏡を見て1分くらいニコニコ笑っているのです。

毎日それをやっているので3日目くらいで「毎朝何やってるの?」と聞くと、「毎朝鏡の前で笑顔を作る練習をしているんだ!お母さんにこれを毎日やれば人生がうまく行くんだよ!」と答えました。へぇそうなんだと思って私も鏡の前で笑顔を作って見ましたが、これがめちゃくちゃぎこちない笑顔で、え?俺ってこんなに笑うの下手くそなの?と愕然としたのを覚えています。

そういえばアメリカ人てみんないい笑顔をするなぁ、それに比べて日本人の同級生って特に男は全然笑わないなぁ。。と感じたものです。

大人になって、欧米人は小さい頃から笑顔を作る練習をするという記事を読んで、なるほどあれだったのかと納得しました。

 

帰国子女は自然にできてる?

 

インターナショナルキャンプでも帰国子女のお子様の方がこれがよく出来ているなぁと感じます。笑顔の子ほど友達と打ち解けるのが早く、ISAKの高校生からも名前も覚えてもらいやすい傾向があります。

「心から笑う」という言葉がありますが、顔だけでも笑っていると不思議なものでだんだん心も笑ってくるようになるものです。(時には怒りを隠しながら笑顔で繕うこともありますが。。。)

逆に大人になると日本人は意味もなくニコニコしていると外国人から気味悪がられたりするようですが、ニコニコしながらちゃんと会話すればすごく雰囲気が良くなります。ニコニコして会話をしないと確かに君が悪いですからね。。

ということで、コスト0で始められる得をくるコミュニケーションの方法は、いい笑顔でいることなのでした。

カテゴリー: ブログ奥山